ドライバー不足と高齢化が進むトラック業界での若年層の就業円滑化の必要性などから、
18歳から取得できる準中型自動車免許の施行が道交法施行令の改正案で来年3月12日と明記された。
現在の中型免許は20歳以上で普通免許を取得して2年以上の運転経験がなければ取得することができないので、
高卒でトラック運送会社に就職しても主力である中型トラックは運転できなかった。
準中型免許の新設によって18歳以上であれば中型トラックに近い車両総重量7.5t以下のトラックを運転できるようになる。
「トラック会社にはしっかり稼いでもらって労働者である運転手に分配してもらいたい。」と国土交通省の
藤井直樹自動車局長は5月27日の定例記者会見で語り準中型免許が来年3月12日から施行されることを受け、
藤井局長は資格面での若年層トラックドライバー不足の問題が解決されるので、
改めて「トラック輸送における取引環境・労働時間改善協会の場で適正な運賃の収受や附帯業務にかかる料金収受についての
取組みが必要になってくる」と述べた。
準中型免許区分の誕生によって18歳時にトラックを運転できるようになれば、トラック業界のドライバー獲得、就職率の向上も期待できる。
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